ヒロさん(神奈川県)
投稿日: 2013年2月19日
4点
【エクステリア】
ダウンサイジングを進めたとはいえ、全幅が拡大され、キャデラックグリルなどの力強いデザインが採用されているので、上級SUVらしい力強さにあふれた外観を備えている。インテリア回りの仕上げも、アメリカ車ではなくキャデラックという感じで、質感の高さや作り込みの良さが感じられる。キャデラックだけは並みのアメリカ車とは違うというのがSRXクロスオーバーでも良く分かる。
【インテリア】
ボディは全幅だけが拡大されて1910mmに達したが、全長や全高、ホイールベースも短くなって船隊としてはひと回り小さくなった。これに伴って3列目のシートがなくなり、7人乗りから2列シートの5人乗りに変わった。
【エンジン性能】
搭載エンジンも初代モデルではV型8気筒4.6LとV型6気筒3.6Lの2機種を搭載していたが、2代目モデルではV型6気筒3.0Lの直噴仕様のみになった。アメリカ車としては珍しいくらいの大胆なダウンサイジングだが、資源・環境の時代を反映したものともいえる。
【走行性能】
動力性能はかつてのV8ノーススターほどの実力ではないが、従来のモデルに搭載された3.6LのV6に比べたら、パワーで上回っている。重量級のボディを力強く前進させていく。気持ち良く回る吹き上がりの良さを合わせると全体的には不満のない仕上がりだ。6速ATの滑らかな変速フィールも好感の持てるものだった。
【走行性能】
排気量が小さくなった分だけトルク感に関しては物足りなさを感じるシーンもある。
ラグジュアリーとプレミアムの2グレードがあって、いずれも500万円台の価格設定。価格も従来のSRXに比べて安くなっていて、輸入車のプレミアムSUVの中では相当にお得感を感じさせるモデルになった。残念なのは左ハンドル車しか作られていないことだ。
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