だいだいだいさん(40代/男性/愛知県)
投稿日: 2017年9月9日
3点
・当時のミニバンでは断トツカッコ良い外装デザイン
・若者が乗っても違和感ない雰囲気
・意外と良い加速
・ドアを閉める音など、商用車レベルの仕上げ
・わかりやすくお金のかかってないチープな内装
・昔のタクシーみたいで気分が上がらないコラムシフト
・トラックみたいなエンジン音
社会人になり、一番最初に所有した車はマークⅡだったのですが、この車は自分で選んだわけでなく、会社の研修で群馬にカンヅメにされ、仕方なくアシとして友人にタダで譲ってもらったものでした。
そういう意味では初めて選んだのがこの初代オデッセイです。小学生のころからあこがれたジャガーXJやポルシェ959とは似ても似つかない車にしたのは、正直不純な動機がありました笑
まだ社会人になりたてで、実家暮らしだった自分には、学生時代から付き合ってきた大学生の彼女と過ごす第2の家が必要だったのです。当時候補になったのはハイエース(9人乗り)、セドリックワゴンベンコラ、クラウンベンコラ、そしてオデッセイです。ポイントは走りの良さ、なわけはなく、ベンチシートで彼女とラブラブに過ごし、駆け出しでお金のない自分が週末に遠出できるよう、車中泊できる広さのある車が必要でした。
セドリックベンコラ、クラウンベンコラは車中泊にはちょっと狭く、デザインも中途半端に古臭い気がしました。今見るととてもクラシカルでかっこよくみえますが・・・。
ハイエースは、ベンチシートのタイプはH50系という、3代目のものにしか設定がなく、さすがに古すぎて入手が困難なのと、腐っても車好きの端くれが、純商用車に乗るのか、というためらいがあり、断念。オデッセイに決めたのは、当時、2列目の3人掛けシートを、フロントシートにもってくることができるという後付け部品があり、それを使えばフロントベンチシート、2列目はなし、3列目は床下収納で広大な荷室兼寝室が確保できるからでした。これで1列目3人乗り、3列目が超足元スペースが広い2人乗りの変則5人乗りミニバンの出来上がりです。
いま考えればフロントに2列目を持ってくると、中央席にシートベルトがない、(運転席、助手席は問題なし)パーキングブレーキがシート下になって極めて引きにくいという、安全意識の低い乗り物になっていたのですが、当時はあまり気にしていませんでした。
購入時点で10万キロ走行でもあり、ボロボロでしたが、白にオールペンされ、リアがスムージングされ、アメリカンレーシングのキラキラホイールで全般的にアメリカンな感じにカスタムされた車を気に入って乗っていました。今思えば完全なマイルドヤンキーですね。ボディの大きさのわりに車重が軽く、トルク重視の2.4Lエンジンもあって、加速だけは良かったです。ローダウンもされていましたし、距離飛び車だったので乗り心地や走りをうんぬん言うようなレベルではなかったですが・・・。もういちど乗りたいとは思いませんが、この車のことを思いだすと、当時のなんというか、アンチスポーツカーというか、いかにもくるま好きは鉄オタにも劣るみたいな雰囲気に負けて乗っていた気持ちを思い出して、ちょっと切ない気持ちになります。
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新車時価格はメーカー発表当時の車両本体価格です。また基本情報など、その他の項目についてもメーカー発表時の情報に基いています。