funny runさん(京都府)
投稿日: 2022年12月24日
4点
・人によって好き好きは分かれる車ですが、このクラスでは唯一無二、おもしろいデザインを持った車だと思います。
・クラス的にTTの模倣と言われる方もありますが、デザイン的なものはさておきラリーが主戦場のプジョーの技術が活きた別物と感じています。
・スポーティーさが意識される車ですが、排気量を考えるとライトスポーツ。日本車で言うところのロードスターと同格だと思います。エンジンはミニクーパーSと同じですので、小回りキビキビ系。ただしハンドリングは1800mmオーバーの車幅とプジョーマジックの組み合わせでミニとは全く違う面白さがあると感じます。
・私は6MTを選びましたがATとはこれまた全く性格が異なる仕上がりで、乗り手、乗り方のシーンで選べば良いのかと。MTのフィーリングはカッチリ。クロスギアでライトスポーツとしては楽しさが感じられる仕上げとなっています。
・スペース的には2+2。これはこのデザインの車に乗る割り切り。ロードスターでもTTでもベンツのSLKでも積載量を必要としてこの手の車に乗る人はいないでしょう。
・左ハンドルからの右後ろの見切りはデザインが災いして見にくいです。角度の深い左折は注意が必要。
・メンテナンスはそれなりに故障は出ます。特に水温ユニット取り換えやエアコンユニットの故障は中古車しかない今は高額。ただショップの選び方と直し方で工夫はできます。特にエアコンガスリークはまともに直せばダッシュボード外しの治療で数十万かかりますが、今は良いリーク止め剤が市販されてますので、数千円。私はこれで2年間ほど問題なく乗れてます。
・イグニッションコイル切れも経験しましたが、これもネット販売ならお安く購入可能。自分で変えられるものですが、ショップが持ち込みOKならこれもそんなコストはかかりません。
・ロングライフクーラントレベルの警告がよく出るのでセンサー交換を自分でしましたが、部品は数百円程度。ただこれは欠陥システムっぽく、ディーラーではセンサーを外してキャップをする方法をとっているところもあるようです。
ポルシェと比べて云々書く人も居ますが、それはボクシングのヘビー級とライト級を比べて論じているようなもので全く比較になりません。ただ乗り方、ステージによって面白さや味わいは違うもので911やGT-Rの真価を試すならばサーキットでしょう。そこで限界を知って話す人以外は素人個人の感性。ただ、それくらいRCZのスタイリングはアグレッシブなのでしょう。でも車はHVやEV化の時代に変わりつつありますので、この手の個性を楽しめる車は徐々に無くなっていきます。そりゃお金を積めばいい車は際限なくありますし、そんな事できる人は極一部で、デザイン含めて工夫をしながら付き合いたい車との時間を大切に楽しむのが本当の車好きではないかなと個人的には思います。
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