ヒロさん(神奈川県)
投稿日: 2013年2月17日
3点
【エクステリア】
3mを切るような極めて短い全長とやや高めの全高を持つ独特のパッケージングで、外観デザインはかつてのスウォッチとの提携時代から変わらない極めて個性的なイメージを備えている。
【インテリア】
インテリアも同様にカジュアルな感覚にあふれた個性的なものだ。
【エンジン性能】
基本は街乗りに特化したクルマだが、同じフォーツーでもカブリオはクーペと違ってターボ仕様のエンジンだけを搭載している。直列3気筒1000ccのターボエンジンは、62kW/120N・mのパワー&トルクを発生し、クーペの自然吸気エンジンとは異なる走りの実力を持つ。
【走行性能】
電子制御5速のセミATはATとマニュアルの切り換えが可能。自動変速に任せることもできるし、レバーを前後に操作して自分で変速させることもできる。いずれにしても変速時のトルク抜けとい症状が出るので、これに慣れるまでは多少ギクシャクした走りになってしまう。ただ、ターボ車はアクセルの踏み込み量が少ない分だけギクシャク感が緩和させる感じである。
【乗り心地】
足回りはけっこう硬くて乗り心地は良くない。ホイールベースが短いので縦揺れが大きくなるのが避けられないし、操縦安定性を確保するために足回りを固めているからだ。電子制御パワーステアリングの操舵感覚も普通のクルマと少し違ったものになる。
3種類の使い方ができるわけだが、全部開けたときは、折り畳んだ幌が重なって後方視界を妨げる。フォルクスワーゲンのビートルカブリオレのような感じだ。これはもうひと工夫欲しい。
スマートの走りにはこうした特有のクセがあるものの、そのクセに慣れてくると走らせるのが楽しくなる。特に幌タイプの電動ルーフをオープンにして走ったときの爽快感は別格だ。このルーフは標準状態のほか、サンルーフのように真上部分だけを開けることと、後方まで全部開けることができる。
ダイムラー傘下のブランドらしく、独特のボディ構造を採用することで、小さなボディにも高い安全性を確保している。
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