masatoさん
投稿日: 2017年9月13日
4点
限定500台の屋根(ハードトップ)が電動でたためるソアラ。それこそがエアロキャビンです。この車の価値は、その希少性とオープンにした時の心地よさにあると思います。発売当時、このようなギミックを持った車は、本当に珍しかったです。実際にオープンにして乗ってみると、高速ならばかなり強い雨の中でも一切濡れずに走行可能です。これは本当に爽快ですね。ただし、オープン時でもサイドウィンドウとピラーは残ります。
完全なツーシーター(2人乗り)です。この車をファミリーカーとして使おうとする方はいないでしょうから、問題ないでしょう。大型のボディからは想像出来ないほどにトランクは小さい(ハードトップの収納スペースに持っていかれています)ですが、室内の本来後席がある場所を荷物スペースに使えますので、2人でゴルフへ行くのも問題ありません。屋根を収納している状態では、屋根部分が多少きしみます(確か新車時からだったと思います)が、他の同車を乗ったことがないので、もしかしたら個体差かもしれません。でも、気になって仕方ない程のレベルではありません。あと、屋根の電動開閉時、大きなブザー音が鳴ります。まさにブザーです。私は、それを含めてオリジナル状態が気に入って乗っていますが、気になる方は音を小さくしたり切ったりしても良いかと思います。
発売から25年以上経過し、まさに絶版車ですが、CDチェンジャー以外はさして大きな故障もなく乗れています。もちろん、電動オープン部分も問題ないです。これからも大事に乗りたいですね。少しでも多くのエアロキャビンが後世に残ることを期待しています。
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