まぐたくさん(大阪府)
投稿日: 2017年9月13日
4点
外観:カッコ悪くないですが、ともかく地味で新しさを感じません。
面構成も平板で退屈なデザインです。
今回の仕様変更で、主力グレードのコンフォートラインで、オプション設定ながらLEDヘッドライト等が装備され、LEDポジションも装備されました。
しかし、今時このクラスの車なのにオプションとなり13万円です。
しかも、VWのお約束でナビとLEDヘッドライトはオプション扱いなのに、日本で流通する在車は両方オプション装着された状態が標準仕様です。すなわち、279万円のクルマは日本には在庫はまず無いそうで、価格はまたも見せかけで、実際に買えるモデルは313万円となってしまいます。
プジョー308あたりは279万円でフルLEDヘッドライトが標準装備、今時ですからナビはスマホと割り切れば、ナビなし279万円の車両は普通に買えます。 カタログでオプションなのだから、これが当たり前だと思いませんか?
エンジン性:
最高出力は抑えられていますが、大人しく乗るには1.2Lで必要十分なものがあります。
但しライバルと比較したら、プジョー308の安価な1.2のガソリンターボ同士でも比較しても、体感できるパワー感で負けます。
同じような予算で買えるプジョー308のディーゼル仕様と比べると、トルクスペック差はもちろん、体感できるパワー感も燃費でも圧倒されています。
乗り心地:硬めで良いです。
内装:以前はライバルより上質だったインテリアもいまや最近のこのクラスの輸入車としては並のレベルです。
居住空間もトランクルームもクラス並みで、特別に広いスペースはありません。
また、トランクルームも意外に狭くトノボード下だけで幅約1m、奥行き70cm、高さは40cm程度で280l程度の広さに留まります。VWに限らず、カタログ数値と実態が乖離しているのは珍しくないですが、意外にもフランスのライバルには奥行や深さと共に小さくトランク容量でも少し負けています。
走行性:
ライバルと比べたら並レベルです。
走りを楽しもうとすると、1.2Lではパワー不足を感じます。
基本的には地味に良いクルマですが、もともと華のないクルマで、質実剛健なイメージが不正行為のインチキメーカーのクルマとなり、イメージが失墜してしまうと、これからゴルフを選ぶというのは難しい選択ですね。
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