abcさん(長野県)
投稿日: 2020年10月10日
4点
税金が高いからなのか、古い外車だからなのか、中古車価格がかなり安い。
社名が「大衆車」を指すようだが、まさに大衆の一員である自分でも選択肢に入れられた。
安く乗り出せたものの、車体が大きい分車内は広く、荷物も多く載せられる。
ハンドルを回すと曲がる方向に補助的な照明が点灯する機能は何となく安心で良いと思う。
エンジンパワーは十分で、さらに4WDなのでスキーに行くにも安心感がある。
だいぶ型落ちしているはずだが、塗装が良いのか遠目に見たときにかなり綺麗。
ちょっと洗っただけでよく輝くので洗車のし甲斐がある。
分かってはいたが自動車税が高い。
いつ壊れるか分からない様々なハイテク機能が備わっており、維持に不安がある。
速度が簡単に出る割には乗り心地重視なのか案外フワフワしており、
峠道をキビキビ走れるタイプの車ではない(自分にとっては峠道はコンパクトカーの方が快適)。
高速道路では6速で100km/h走行時にトルクが細く、ちょっと上り坂になると1速落とさねばならないことがよくある。
オートマにしていると常に2500回転以上となるような制御となり、どの速度からでもグンと加速できるが、燃費も悪いし音が(自分にとっては)うるさい。
マニュアルモードで、大排気量ならではのトルクを活かして低回転で静かに走るという目的にはそぐわない場面がかなりある。
坂道発進では左足ブレーキで右足アクセルをやらないとバックしてしまう。
あとは外車ならではの左手でウインカー、右手でワイパーの操作がやりづらい。
ウインカーはちょいと上げたときにも必ず3回点滅する。
例えば車線変更後ウインカーを戻したときに勢い余って少し逆側に振れただけで、出したくないウインカーが3回必ず点滅する。
AUTOエアコンの温度調整がよくない。
温度を25℃なり指定しているのに、寒くなりすぎたり暑くなったり。
特に山道のような気温変化が激しい環境では顕著。
運転に緩急がある場合にも暑くなったり寒くなったりする。
アクセルを踏み込んだ時、それ相応の音を発しながらそれ相応の加速をし、
ハンドルをぐいっと回せばそれ相応の横Gを感じさせながらなんとか曲がり、
逆に燃費を重視した運転に徹すればそれ相応の結果を出す車。
排気量3.2Lのステーションワゴンが備えるべき素養を大体持っている。
エアコンがもう少し賢かったら総評は5だった。
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