生涯で100台の車さん(兵庫県)
投稿日: 2023年7月15日
4点
ワゴン形式で後部座席を倒すと広大な荷室が出現する。
走行時は凄く静かで乗り心地が良い。
アイドリング時エンジンが動いているのかわからないほど静か。走行時はロードノイズは少なく定速走行時はエンジン音はほぼ聞こえない。もとは18インチを履いていたが少しゴツゴツしていたので16インチにダウンサイズしたら乗り心地は最高に良くなった。
スタイルは派手さがなく落ち着いていて私の趣向にあっている。内装も豪華なところもあるが基本質実剛健といった趣で私の好みだ。
走りはアクセルを抜くとエンジンとミッションが切り離されるコースティング状況になり、下りでは燃費を稼げる。
田舎道をとろとろ走って14,5km/㍑は走る。
ブレーキはよく効くがABSの調整が若干荒く雪道では制動距離が伸びやすい。
一番気になったところはエンジンのトルクの薄さ。あの車体に対して1400cc122馬力200Nmはさすがに少ない。踏めばそれなりに走るが特に出足加速時はエンジンが盛大にうなり、その割に気持ちよくスッと走らない。
もう一つは乾式7速DSGミッションのスタート時の違和感。若干ぎくしゃく感がある。
パワーがないのでサブコンを取り付けようかと思ったが、このミッションのトルク許容量を超えると壊れやすくなるそうなのであきらめた。
もう一つはシートの硬さ。長距離ではお尻が痛くなる。
総合的に見てすごくよくできたワゴン車だ。荷室は広大で一杯積める。外装内装は質実剛健で実質を重んじる人にはぴったりだ。燃費もそこそこよく実用車としては文句のない所。一方、走って楽しいかと言われるとそれはない。あくまで堅実な移動の道具として優れている。さらに私にとっては若干動力性能が弱く、ミッションも特にスタート時に癖があり乱暴に扱うと壊れやすいそうで気を遣う。
革シートは少し硬くお尻が痛くなるので、私はクッションで堅さを和らげて乗っていた。
結局動力性能とミッションの感覚にストレスがかかってこの車をあきらめ、同じ車体の2000㏄6速湿式DSG四駆のパサートオールトラックに乗り換え、今はとても満足している。
このクチコミは参考になりましたか?
参考になった人:7
あなたのクルマクチコミを投稿しませんか?
輸入車クラストップの低燃費を実現
1.4L直噴ターボによる高い燃費性能を実現した
使い勝手を高めパサートベースのステーションワゴン
空力性能の目立つスタイリッシュワゴン
新車時価格はメーカー発表当時の車両本体価格です。また基本情報など、その他の項目についてもメーカー発表時の情報に基いています。