Report / 古賀 貴司

小排気量でも走りを楽しめる車を集めてみました

燃費が良い車の条件は小排気量、軽量ボディの2つがカギとなります。しかし、それだけで選んでしまっては軽自動車のみをオススメすることになってしまいます。燃費が良くて、運転も楽しめて、コストパフォーマンスも高い。そんな欲張りなコンセプトでセレクトしてみました。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。

第5位はR1(現行)。車には基本的に1人か2人しか乗らない、というドライバー向けです。軽自動車の規格めいっぱいにボディを大きくするのではなく、あくまでも使い勝手の良さと走りにこだわった一台です。キュートかつ近未来的なデザインがイマイチ販売台数にはつながっていないようですが、いつの日か見直されるでしょう。思いのほか低重心で、走りはしっかりしています。スーパーチャージャー搭載モデルの燃費は若干劣りますが、気持ち良く加速します。

第4位はVWポロ(現行)。欧州勢の独占市場であったコンパクトハッチバックですが、いつしか国産車がマーケットを牛耳るようになりました。しかし、あえて輸入車であるポロをオススメしてみます。その理由は、アウトバーンで走ることを念頭に開発された足回りの素晴らしさからです。日本における最高速度制限は100km/hです。ということは、かなりの“マージン"が足回りのポテンシャルに残されているのです。しかも前期モデルなら100万円ほどで狙えます。

第3位はホンダフィット(旧型)。コストパフォーマンスの高さは、今回紹介する車のなかで最高位かもしれません。販売台数が多かったこともあって、中古車物件はそこそこに値落ちしていて豊富。低床コンセプトを導入しているから、室内は驚くほど広いんです。リアシートの折り畳みにも工夫が凝らされていて、単なるファミリィカー以上の使い勝手の良さを誇っています。燃費が良いからこそオススメしているのですが、それに加えてチャキチャキ走ります。

第2位は三菱パジェロミニ(現行)。原油価格高騰時代において、4WDクロカンを諦める人も多いことでしょう。普通乗用車では比較的重たい4WDクロカンが多いなか、日本だからこそ選べる軽自動車4WDクロカンというジャンルがあります。悪路走破性を確保しながら、燃費も普通乗用車の4WDクロカンに比べれば圧倒的に有利。このカテゴリーではスズキジムニーという強烈なライバルがいますが、パジェロミニはそこまで人気はないので、狙いやすい価格帯なのもオススメの理由。

第1位はスズキスイフト(現行)。「燃費の良い車=つまらない車」と思われがちですが、スイフトはそんな方程式を打ち破ってくれます。軽量コンパクトボディのスイフトはチャキチャキ走ることで、車を運転する楽しさを改めて教えてくれる一台と言っても過言ではありません。フツーのスイフトに比べて燃費は劣りますが、MTを操って運転を楽しめるスイフトスポーツが個人的にはオススメです。世界戦略車というコンセプトもあってか、スズキの気合が感じられる車です。

フォトコレクション

写真:第3位:ホンダフィット(旧型)

第3位:ホンダフィット(旧型)

写真:第2位:三菱パジェロミニ(現行)

第2位:三菱パジェロミニ(現行)

写真:第1位:スズキスイフト(現行)

第1位:スズキスイフト(現行)