トヨタ セラ | シトロエン BX | |
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160万円~172.5万円 | 新車時価格 | 237万円~369万円 |
クーペ | ボディタイプ | ハッチバック |
3860×1650×1265 | 全長x全幅x全高(mm) | 4235×1680×1365 他 |
1496 | 排気量(cc) | 1579~1904 |
110 | 最高出力(馬力) | 89~145 |
FF | 駆動方式 | FF |
4名 | 乗車定員 | 5名 |
--- | 10.15モード燃費 | 6.6~9.4km/L |
ガルウイングドアを採用した個性派クーペ ニューライブコンパクトビークルというコンセプトで作られた3ドアクーペ。特徴はなんと言っても、ガルウイングドア。ただ上に開くだけでなく、どんな温度でも同じ力で開閉できる機構が採用されていた。またガルウイングを生かしたデザインにするために、ルーフはガラストップとなっていた。室内も先進的なデザインで、インパネ、スイッチ類、スピーカーに至るまで球体をイメージ。装備も充実しており、当時はまだ珍しかったオートエアコンを採用していた。座席は2+2だったが、後部の居住空間はほぼ非常用。エンジンは1.5Lの直4ハイメカツインカムを搭載し駆動方式はFFのみだ。(1990.3) |
解説 |
シトロエンらしさを築いた名車 プジョーとの合併後、新世代シトロエンの旗頭として君臨し、歴史に残るモデルとなったBX。プジョー305のコンポーネンツを用いながらも、ミドルレンジセダン(5ドア)としては異例のロングホイールベースをもつ。サスペンションシステムにはシトロエン独自の世界である“ハイドロニューマチック”を取り入れるなど、今日のシトロエンらしさを築き上げた名車である。とはいえ、その個性的なスタイリングに触れずに話は始まらない。プジョーとの合併後の混乱期に企画されたBXはスタイリングを社外に委託することになった。委託先はイタリアの有名カロッツェリア、ベルトーネ社。実際にエクステリアデザインを担当したのは、当時ベルトーネに在籍し、ランボルギーニカウンタックやディアブロで名を馳せたM・ガンディーニだった。あくまで直線を基調とするスタイリングは、極めて個性的。日本への輸入は1984年から。当初は16TRSのMT車のみであったが、後に19TRSやブレーク、GTIといった仕様を追加。AT車も用意され、ラテン車として日本市場で最も成功したモデルとなった。(1989.9) |
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