クワトロ信奉者も満足の走り（Ｓｉｌｖｅｒ　ｗｅｄｄｉｎｇさんのクチコミ投稿）

「中古車は安心を買え」と言われます。私はここ１０数年、VWやAUDI系のディーラーから車を購入していましたが、整備・点検に掛かる費用は頭痛の種でした。そんな中、「高品質な中古車」「リーズナブルな整備費用」を謳い文句にするBodenさんのことを知りました。隅々までピカピカに磨かれた展示車に感心し、スタッフの接客態度、清潔なお店の雰囲気にも好印象をもちました。橋本代表と直に話をし、彼のブログを読んでいくうちにいつのまにか私の頭の中はBMWでいっぱいになっていました。車好きが高じてそれまで合計２５台乗り継いでいましたが、２６台目の車を試しにBodenさんに任せてみようかなと思いました。最初はTTを探していたのですが、購入したのは７シリーズ。いったい自分の中でどんな化学反応が起こったのか今でも謎です。購入した車は、内外装ともに１０年前の車とは思えないきれいな状態が保たれ、機関の調子も大変よく、「高品質」を実感しています。あとはメンテナンス費用を含めたいわゆるアフターですが、今はまだ判断できる段階ではありませんので今後に期待したいと思います。 最後に、気になっていた０４年式７３５iの氷雪路での性能の報告です。結論としては、この車に限っていうとFR車は雪道に弱いというのは過去の話です。電子制御がいい具合に介入してくれます。ツルツル路面での発進は多少もたつきますが、一度走り始めると矢のように直進していきます。進路変更時やカーブでも不安に感じることはありません。表示の点滅を見なければ気がつかないくらい自然に電子制御が介入して挙動が不安定になるのを防いでくれます。無理はできないことを自覚して運転しますし、限界がわかりやすくリアが流れた場合も電子制御のアシストもあって冷静に舵で修正できる余裕があります。おそらく５０：５０の重量配分と２トン近い重量も安定性に貢献していると思います。もう一台VW・W8（AUDIのクワトロシステム）を所有しているのでわかるのですが、フロントヘビーで直進性に優れる４WD車は限界が高いためドライバーは無理をしがちです。そして突如限界が来て、前輪が路面とのフリクションを失ってしまい舵での修正が難しい事態に陥ってしまいます。見方を変えれば、よくできたFR車の方が安全と言えるかもしれません。札幌市内中心部に住んでいますが、通勤や買い物等の普通の生活シーンにおいてFRであることのハンディをほとんど感じることがありません。それに何よりこの大きさにかかわらず運転が楽しい。０４年製というと、セルシオを新車で購入して所有していた時期とだいたいかぶります。セルシオは確かにいい車でしたが、運転して楽しいと思ったことはありませんでした。ところが、１０年落ちでずっと安く中古で買ったこの車の方が満足度が高いのですからまったく皮肉なものです。ちなみに、W８は冬期間の主役として残しておいたにもかかわらず、普段はほとんど運転していません。おそらく５、３，１シリーズならもっと楽しいのでしょうか。長文になってしまいました。