契約不適合責任が適用されませんでした。（ａｎ　ａｎさんのクチコミ投稿）

2023年4月、カーセンサーに掲載されていたエムラインのW124メルセデスベンツE320を購入しました。この購入に関連して、以下の経験をしました。 1. 保証に関する情報 購入前の電話問い合わせでは、保証に関する具体的な説明はありませんでした。現地で試乗し、エムラインの担当者から「この車両はヤナセで整備され、記録簿も残っているため整備状態に問題はない」との説明を受けました。ただし、他店の整備士にエンジン内を確認してもらったところ、タペットカバー側面に液体パッキンが塗られており、リフトで下回りを確認した際には、オイルパン側面にも液体パッキンが塗られ、オイル漏れを隠すための処置が施されていることが判明しました。 購入の契約書を作成する過程で、「県外からの購入者には保証が適用されない」と告げられましたが、この点についてカーセンサーには「保証あり」と明記されていました。結果として、5万円の車両割引になる代わりに保証なしで購入する選択肢しかありませんでした。その結果、購入後3カ月以内の修理費用は約80万円に達しました。 2. 納車直後の問題 納車当日、助手席の電動シート調整機構に不具合が発生し、調整ができない状態でした。修理費用が高額であるため、エムラインに連絡しましたが、エムラインからは「現状販売であるため修理は対応できない」との回答を受けました。また、エムラインは「運転席ならまだしも助手席のシート調整は必要ないのでは？」と言われまはした。 3. エンジンストールの問題 2023年6月にエンシストールをしました。2024年6月に再度エンジン不調の末にエンジンストールしました。他店で原因を調べましたら他車のECUが原因でエンジンがストールしていることが判明しました。 4. ATミッションの不具合 納車から約2ヶ月後、後進ができないというATミッションの不具合が発生しました。この問題に関してエムラインに相談したところ、「現状販売であるため有償修理でしか対応できない」との回答がありました。また、エムラインからは「そもそも自動車は坂道でバックをする必要があるのか？」と言われ修理は拒絶されました。 消費生活センター、公正取引協議会、およびローン会社にも相談しましたが、最終的には部品代と陸送代を私が負担して助手席のシートのみ修理を一部有償で修理を依頼しました。この過程でエムライン代表から謝罪はありませんでした。 まとめ エムラインでの中古車購入においては、保証内容や車両の状態に関する十分な確認が必要です。特に、山梨県外からの購入予定者には保証が適用されない可能性があり、現状販売においても車両の基本的な機能が確保されているかについて注意が必要です。 またエムラインでは車の基本性能に瑕疵がある場合では無償修理義務のある契約不適合責任という法律が適用されませんでした