ヨーロッパ | 昔の名前が復活、乗りやすさを考えたロータス
同社のエリーゼの上級モデルとして登場したヨーロッパSはエリーゼと同じ押し出しアルミ素材を接着&リベットで強固に接合した車台を与えられている。これは、ジャガーXKやアストンマーチンなどにも技術供与されている極めて軽量かつ精度の高い車台を作る生産方法だ。1tを切る車体に横置きにミッドシップマウントされるのはGM製の2L直4ターボエンジン。ミッションは6MTのみ。インテリアはエリーゼと異なり、床全面にカーペットが敷き詰められ、サイドシルを低く、ルーフラインを高くすることで乗降性も向上している。これに合わせて、ハンドリングもマイルドにセッティングされて、長距離や日常的な運転もしやすくなった。(2006.7)