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オートローン

オートローンの基礎知識種類その1
残価設定オートローンって?
数年後の査定額を差し引いて安くローンを組める
 最近よく耳にする残価設定オートローンとは、一定期間後の下取り推定価格を最終支払い月に回して、その残りを分割払いするものである。通常のローンでは頭金を除いた残金の全てを分割返済するため、全額返済したあとの車の残存価値はお金を払ったオーナーのものとなった。しかし、元金が大きければそれだけ支払う金利も高いし、必ずしも完済時に価値が残るとも限らない。トレンドの動きが早ければ5年後には不人気車になっている場合だってある。

 そこで、新車時に一定期間後の下取り価格(残価)を見込んで、目減り分だけを月割り返済するという残価設定ローンが生まれたのだ。予め設定された残価額分だけローンを払い、支払い最終回には車をそのまま返却しても良いし、気に入って乗り続けたいなら残価分を現金で支払うか、再度クレジットを組んでもいいというものである。

 最大のメリットは、なんといっても高価格車をより軽い負担で購入できること。設定される残価率は車によって異なるが、高いものでは50%くらいになっており、これなら月々の負担が減ることは確実である。さらに中古車での人気度によって大きく変わる下取り価格を気にせず、車選びができるのも大きなメリットだ。支払い終了時に相場が大きく値下がりしていても残価は保証されているし、逆に残価設定より相場が高ければ現金買取りに出して現金で残価を支払うという手もあるのだ。

 多くの魅力がある残価設定ローンを活用する際にも、注意点はある。まず、残価分は最終支払いに回されるだけで、値引きになるわけではなく、支払いが楽になる分、途中で車が廃車になったりすると残債が大きくなってしまう。このため車両保険への加入は絶対条件。短期で買い替えたくなる人にも不向きということになる。また、残価は保証されているとはいえ、精算時の査定でコンディションがあまりに悪いと追金を請求されることもある。当然ノーマルが原則なので、ドレスアップやチューンなど、車を傷め、元に戻せないような改造はNGとなる。

 メリットとデメリットを正しく判断できれば、初めての購入でも高価格車を安く乗りこなせるし、値引きの少ない新型車でも気軽に購入を考えられる。購入時には是非とも考慮してみるだけの価値があるはずだ。
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