gillesさん(滋賀県)
投稿日: 2018年1月14日
4点
その独特なスタイリングは 当時から賛否がありましたが醜いアルファの伝統的なセダン
であり、イタリアではパトカーとして使用されていたのはやはり伝統でしょうね。
乗ってみると、トランスアクスル50:50の重量配分は高速コーナーでの安定感、完全なニュートラルステアで、ここまでのコーナリングができるクルマはそうそうありません。
エンジンは50年代から続く、総アルミブロック4気筒をツインプラグ化したもので、最後の
純アルファロメオ4気筒であり、ジュリアのフィールそのまんまです。
それでいて、パワステ エアコン パワーウインド 集中ロックなど 最低限の装備
は付いており、旧車趣味と実益を兼ねるには良い選択だと思います。
室内もトランクも充分広いですし実用的なセダンですよ。
流石に 25年前のクルマであり、程度の良いクルマを探すのは大変です。
マイナートラブルも電装系をメインにたびたびありました。部品も製廃が多く
探すのは苦労します。
やはり、ギアのシンクロは弱い方で、丁寧な操作が必要です。
ブレーキはお世辞にも効く方ではなく、強化したくなりますが 海外からキットを
取り寄せることになるでしょう。
アルファがまだ一部エンスーの趣味クルマだった時代のモデルですのでクセのあるクルマ
です。 中身はほぼアルフェッタで、快適装備もついていて 走りも独特 スタイルも他と
比較するものが無いほど変(笑)という、クルマ好きなら一度は経験しておきたいクルマ
だと思います。
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