V8の口コミ・クチコミ・評価・評判|たけさん

たけさん(東京都)

熱いアストンは健在だった。

総合評価

4

デザイン:
4
走行性:
4
居住性:
3
積載性:
2
運転しやすさ:
4
維持費:
-

良かった点

フォードの傘下にあった時代のV12は、ヤマハがフォードの乗用車用に設計したV6を2機つなげたもので、大きく重く、背が高く、ロングツアラーならともかく、決してスポーティーと呼べるようなものではなかった。しかしこのV8は、同じPAGのあったジャガーAJ-V8系列で、ドライサンプ化によって背を低め、前車軸の後ろに収めることによって低重心化と低ヨー慣性モメントを図っている。ハナが軽く安定した旋回性はそのおかげだ。

2018年以後のアストンはベンツ(AMG)のエンジンを搭載するようになった。馬力は向上したものの、音が良くない。ターボだから仕方ないとは思うが、自然吸気の方がリラックスできる。AJ-V8では力不足か?ベンツのエンジンは短パンとランニングシャツで全力疾走するイメージ。こちらはオックスフォード・シャツの上にブレザー、下はチノパン。同じスポーティでもカテゴリーが違う。貴族趣味のアストンならどちらがいい?

気になった点

このフォード時代のVHプラットフォームは、剛性は高いものの、アルミ製にしてはかなり重い。前後輪の接地感は曖昧だし、ステアリング・レスポンスもワンテンポ遅れ気味。総じて車からのインフォメーションが不足している。セッティングの煮つめが甘い感じだ。ところがマイナーチェンジで排気量を4.7Lになってからは、それが大きく改善されている。まるで別の車のようだ。

どうしても好きになれないのは、いったい誰が考え出したのか、反時計回りのタコメーターである。きっと車を運転したことのないデザイナーの思いつきなのだろうが、走りを楽しむ大人の車に似つかわしいとは思えない。

総評

良い車だ。アストンならV12よりV8を選んだ方が楽しめる。この車の場合、完成度の低い4.3L時代のものではなく、4.7Lになってからにすべきだ。特にN420、N430と、Nがついたモデルを勧めたい。

ベビー・アストンと呼ばれたりもするが、決して小さくはない。いや、V12はボディがデカすぎて少しもスポーティーではない。少なくとも大陸を走るのでない限りは…。

特徴

  • スポーツ
  • ラグジュアリー
  • ハンドリング
  • 加速
メーカー
アストンマーティン
モデル
2005/6~2018/1
所有者
試乗車
燃費
-
車種
V8
グレード
-
所有期間
-

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