ゲストさん(神奈川県)
投稿日: 2013年3月13日
5点
【エクステリア】
外観デザインが上級セダンの大柄なボディを生かして伸び伸びとしたデザインであるのは従来から変わらない。BMW伝統の丸型ヘッドライドは、今回のマイナーチェンジでLEDヘッドライトに変更されている。
【インテリア】
インテリアはBMWのデザイン文法に従ってドライバー・オリエンテッドのデザインが採用されている。高精細・高解像度の10.2インチコントロールディスプレーは、視線移動の少ない高めの位置に配置されている。走行モードに応じてメーターパネルの色が変わる。
【エンジン性能】
今回から直列6気筒3.0Lの直噴ターボ仕様エンジンを搭載するフルハイブリッドに変更されたが、ということはアクティブハイブリッド3/5/7は基本的に同じエンジンを搭載するということになる。
ただ、アクティブハイブリッド3/5とアクティブハイブリッド7では、エンジンの動力性能の数値が異なっていて、アクティブハイブリッド7は235kW/450N・mを発生する。モーターを合わせたシステムトータルでは、260kW(354ps)/500N・mの圧倒的なパフォーマンスを発揮するという。7シリーズは車両重量も重いので、それに対応した仕様を採用しているのだ。
アクティブハイブリッド7の燃費はラグジュアリーセダンでトップの14.2km/Lを達成しているから、燃費は十分に良い数値である。エコカー減税で免税扱いになるレベルの低燃費だ。
でもエンジンの動力性能を見ると、アトキンソンサイクルを採用して効率を上げたりするのではなく、十分なパワー&トルクを確保した上でそれに電気モーターをプラスし、走りのパフォーマンスを上げようという方向性が見て取れる。アクセルを踏み込めば、高級車らしい豪快な加速が得られる。
【走行性能】
走行モードをエコプロにして走れば、時速80km以下の領域でもトランスミッションが切断され、エンジンを停止して静かで滑るような走りになる。これも良い点だ。
試乗車はMスポーツで、前後異サイズの20インチタイヤを履いていた。偏平率の高いランフラットタイヤでありながら、乗り心地の悪さなどはみじんも感じさせない。乗り心地と操縦安定性を高次元でバランスさせた快適な足回りである。
特になし
アクティブハイブリッド7の価格は1198万円で、同じエンジンを搭載するガソリン車の740iに比べると76万円も高い。アクティブハイブリッド3がわずかな価格差に抑えているのに比べると、やや価格差が大きいが、これは装備や仕様の差があるからだ。
試乗車には39万円のMスポーツパッケージのほかいくつかのオプションが装着され、1300万円を超える仕様になっていた。
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