ゲストさん(神奈川県)
投稿日: 2013年3月13日
4点
【エクステリア】
アート&サイエンスのデザインコンセプトに基づくエッジの効いたシャープな外観デザインは、見るからにキャデラックといった印象だ。大きな格子状のフロントグリルの中央にキャデラックのエンブレムが配置され、威厳を感じさせるたたずまいである。
傾斜を強めた太いリヤピラーによって後方視界は決して良いとはいえないが、リヤから見たときの迫力もまたキャデラックらしいところである。
【インテリア】
大きなドアを開けて乗り込むと、室内にはラグジュアリーな空間が広がっている。運転席の広さはボディの大きさに見合ったゆったりした感じがある。大柄なボディの割には2+2の後席は広いとはいえないが、このクルマで後席をうんぬんするのは野暮というものだ。インテリアには本革シートや木目パネルなどの自然素材が採用されていて、それを入念に作り込むことで仕立ての良さを感じさせる。
【エンジン性能】
搭載される直噴仕様のV型6気筒3.6Lエンジンは6速ATとの組み合わせによって気持ちの良い吹き上がりと加速を示す。馬力に換算すると300psを超える229kWの動力性能は、大柄なキャデラックのボディに対しても十分な余裕がある。走りのフィールはラグジュアリーというよりもむしろスポーティなイメージで、パドルを操作して積極的なマニュアル車感覚の走りを楽しむのも良い。
【走行性能】
足回りも一般的なアメリカ車のやわらかな乗り心地とは違って、しっかりした感じの硬めの乗り心地。前後異サイズの19インチタイヤを履くのだから、硬めの乗り味も当然といえる。同様にしっかりした手応えのある操舵フィールと合わせて全体にスポーティな印象が強い。
特になし
CTSクーペは単一グレードのモデルで、HDDナビゲーションを始め、BOSEの5.1chサラウンド・サウンド・システム、レザーパワーシートなどのラグジュアリーな装備と、スタビリトラックなどの充実した安全装備が用意される。ただ、残念なことに左ハンドル車のみの設定である。
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新車時価格はメーカー発表当時の車両本体価格です。また基本情報など、その他の項目についてもメーカー発表時の情報に基いています。