タッペンさん(愛知県)
投稿日: 2017年9月11日
5点
外観:三眼フルLEDのヘッドランプやL字型のターンシグナルランプで、斬新なイメージの強いフロントマスクであるが、スピンドルグリルの下部がちょっと寂しいのでメーカー純正のエアロパーツセットを装着している。リアスタイルは地味でインパクトに欠ける。
内装:
高級感のあるデザインで、特にシートがよく出来ていてロングドライブでも疲れにくい。メータ周りやハンドルスイッチなどのデザインもよく考えてある。しかし、操作性の面では不満点がある。タッチパッド式のリモートタッチの操作が不便で、よく間違うことがある。ハンドル右側の操作スイッチも表示が小さくて見にくい。高齢化が進むこれからはもっと視認性や操作性を重視すべきである。
エンジン:
200tに試乗したときの太いトルクと加速感には魅了されたが、2493cc4気筒エンジン(152PS)プラスモーター(143PS)のハイブリットも充分な動力性能を有している。通常はNORMALモードで走っているが、たまにSPORTモードにしたらタイヤを鳴らして加速することもできる。プリウス2型、3型、CT200とハイブリッド車を乗り継いできて不満点が少なかった。NX300hのハイブリッドもよく調整されたパワーユニットになっている。
走行:
市街地や郊外の走行が中心なのでフルにパワーを出す場面はそんなにない。選択の基準が乗り心地優先なので、300hの走行性能に不満はない。
乗り心地:
標準では17インチのタイヤを、メーカーオプションで18インチに変更しているので、舗装の小さな段差などを乗り越えるときなどにやや固さを感じる点はある。しかし、ふわふわした感じよりもボディの剛性感が高いほうが運転していて安心感がある。ハリアーハイブリッドにも試乗したが、乗り味は全く比べものにならないくらい300hの方が優っていた。
燃費:春や秋の一番良いときで17km/L、真夏や冬はエアコンやシートヒーターなどを多用するからか15km/L程度。納車からちょうど1年が過ぎたが、満タン法で計測した実質燃費は平均16km/Lといったところ。時々はSPORTモードでアクセルを踏みこむ走りを交えながらこの程度なので、この燃費には満足している。ガソリンが安くなった現在、燃費はあまり気にしないという時代かも知れないが、車両重量1.8トンを超える車が、満タンで800km近く走れるのは素晴らしい。
セーフティ関係のパッケージなどがメーカーオプションになっているが、もしそれを含めた価格だとしても高い。
日本の道路事情や駐車場事情、そして主に町乗り、時々遠出という自分の使用用途からすればこのサイズ以上の車は扱いにくい。年齢からいっても、自分の車歴では一応の到達点だと考えている。他社のSUV車とは別格の高級感を感じる。また、あまり道で同じ車に出会わないということもいい点である。
このクチコミは参考になりましたか?
参考になった人:7
あなたのクルマクチコミを投稿しませんか?
新車時価格はメーカー発表当時の車両本体価格です。また基本情報など、その他の項目についてもメーカー発表時の情報に基いています。