たまちゃんさん(東京都)
投稿日: 2014年3月11日
4点
マークII (MARK II)は、トヨタ自動車が1968年から2004年まで製造・販売していた高級乗用車である。
1968年に、クラウンとコロナの中間に位置する車種として登場する。モデルチェンジごとにボディーの大型化と高級化が進み、1980年代後半には姉妹車のチェイサー、クレスタと共に、当時の高級車(ハイソカー)ブームの中心的存在として高い人気を集めた。また、信頼性や耐久性の高さから、タクシー、ハイヤー、教習車、社用車やパトロールカーといった業務用車両や特殊車両としても使用された。 尚、X80系以降を中心に販売台数の多さ(=中古車・中古部品が安価で容易に手に入る)、直6FRと言うパッケージングから走り屋(特にドリ車)からの需要も高い。2013年現在、後継モデルがマークXとして系統を継承している。
歴代モデルの中で唯一「トヨペット」の名を冠し、トヨペットブランドとしては最後に新規発売された車種である。ユーザーの上級志向化や、クラウンとコロナの中間モデルが要望されていたため、当初次期コロナとして開発していたT60系は、「コロナ・マークII」とし、コロナはマイナーチェンジに留め、フルモデルチェンジを2年延期した。車両型式はT60系(4ドアセダン)とT70系(2ドアハードトップ)で、コロナの型式を踏襲する(このため、コロナはこの番号が欠番になっており、T50系のあとはT80系に飛んでいる)。デザインはコロナの「アローライン」を継承しながらも、ひと回り大きくゆとりあるものとなった。ワイドバリエーションを誇り、4ドアセダン/2ドアハードトップ/バンに加え、ワゴン、さらにピックアップモデルまで用意されており、日産・ローレルを販売台数でリードした。なお、ワゴンとバンではリアのデザインが大きく異なる[1]。エンジンは1600ccの「7R」と1900ccの「8R」で共に水冷直列4気筒SOHC。それぞれにシングルキャブレター仕様とSUツインキャブレター仕様が用意された。当初設定された1600ccはコロナに設定された「ゴールデンシリーズ」からのキャリーオーバーであった。2代目(X10型)に移行後も、ピックアップは一度もフロントマスクの変更を行わないまま、1974年6月まで生産・販売された。
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新車時価格はメーカー発表当時の車両本体価格です。また基本情報など、その他の項目についてもメーカー発表時の情報に基いています。