赤911さん(東京都)
投稿日: 2023年3月9日
4点
・車内広々
・荷室も広々
・視界良好
・本気でアクセル踏めば意外と速い
・思った以上にブレーキもしっかり止まる
・エンジン本体の不具合の症例は少ないみたい(Googleで検索してもあまり出ない)
・きちんと整備されたATはCVTみたいに変速ショックが無くてスムーズ
・アメ車の様なドライブフィールで何につけてもゆとりがある感じ。
・XC70はV70でよく剥がれてくるAピラーの内装がクロスではなく樹脂のパネルになっている。
・ドアの内装も適切な補強が入れられている為か、初代V40の様に浮いてくる事は無い。
ルーフの内装に関しても同じく不思議と垂れてこない。
・今更狙って盗まれる様な車では無いのでよほど変な扱いをしない限り
防犯面のストレスは皆無だと思う。
前に遅い車がいても運転しててイライラする事も減ったし
後ろからの見た目がそれなりに立派に見えるのか?街中であおられる機会も減った気がする。
車体のサイズは大きいが、同じ様に視界も広いのでサイズの大きな車の練習になると思う。
東京都内のディーラーは全く当てにならない。
神奈川のディーラーも全然頼りなかった。
ボルボのディーラーは基本的にトラブルシュート(原因の調査)はできない
ただの交換屋だと思って利用する方が良い。
少し細かい事を質問するとすぐ連絡を返して来なくなる。
極め付けは誤診の結果エンジンオーバーホールが必要とされて60万以上の見積もりを出されたが
後日他店舗で再度診断したらクーラントの交換と洗浄だけで済み60万どころか
2万円もかからずに済んだ事があった。
新車を3年で乗り換えるならどうでも良いかも知れないが、
中古を安く乗りたいならボルボは基本的に自分で面倒を見る必要があると思うべき。
でなければ私と同じ様に相当嫌な思いをするので要注意。
・燃費は悪い上にハイオク指定(冬タイヤ装着メーター読みで街乗りリッター平均5.8キロ)
だが、仮に年1万キロ走るとして燃費がリッター5.5キロの場合は
約1818リッターが必要。リッターあたり170円の場合は年間約31万円。
金額だけ見るとそんなに!と思うが、仮に似たサイズのもっと燃費の良い人気車種で
単純に倍のリッター11キロ走る車と比較するとしても1年目の差額は約15.5万円。
2年乗るなら31万円の差額となるが、同程度の安全性や高級感まで含めた性能の車を
果たしてその金額差で選べるだろうか?
新しいモデルを選ぶのは当然間違いでは無いが、細かく考えるとさてどうだろう?
この点は各々じっくり考えて比較検討すれば良いと思う。
・エアコンの温度センサー故障一発で交換に10万円位かかる。
※ディーラーでやるとこの額面通りの金額がかかるので
気合いがある人は自分でダッシュボードの探し方を調べてセンサーだけ買って(1万円もしない)
何とか安く修理すると良いと思う。10年10万キロに1回位の確率で壊れる模様。
・ゴムブッシュの寿命は長くない、特にフロントの足周りが早く劣化する(2万キロ位で)
・内装のトリム(パネル、ボタン等)の部分的に使われている悪名高きプロテイン塗料が
経年劣化でベタつきを引き起こし悲惨な車内環境を作るので、対策は遅かれ早かれ必須。
専門店のスタッフが言うには艶出し材を長い間塗布し続けるとこうなるらしいので
車によってはベタベタになっていない個体もあるのかもしれない。
とはいえ中古車でプロテイン塗装の施された部分がサラサラのままでいる個体を見た事は無い。
・社外ナビへの交換は意外と手間(でもやる価値はある、次のBB型は無理って位大変)
・これであと6ATなら完璧なのに・・・
・Aピラー外側の風切モール(ゴムの部品)は製造中止でもう買えない
・エンジン本体のトラブルは少ない様だけど、周辺部品のトラブルはたまにある
・タイミングベルトを採用している車なので、定期的な交換が必要
・オートクルーズは便利だけど当然ACCではないのに加えて制御が結構大味。あきらめは付くレベル
・整備されていない、ATF交換されてないATは最悪。
起伏のある路面で停止状態から動かそうとすると、大昔のターボ車みたいに
少しアクセルを踏んだだけでは反応せず更に踏み込むと一気に動いて結構怖い。
きちんと整備していれば当然そんなことは無い。
・一般的な国産車や軽自動車と比べると小回りが利かない
・ブッシュ類の劣化がわかりやすく出る車。
反面お金をかければかけた分だけ新車当時の快適さが手に入る。
・ATは特に整備されている個体とそうでない個体の差が激しい。
きちんとATF交換されていればまるでCVTの様な滑らかな乗り心地を体感できるが
逆に一切ATF交換をしていない個体は変速ショックや発進時のレスポンスの悪さに悩まされる。
・一部変な所(Aピラー外装部品等)で部品供給がなくなっているのが難点。
ただ、頑張って探せば意外と見つかるので諦めてはいけない。
その分お店に頼むと嫌な顔をされるのでそれが気になるなら1千万出してV90CCを新車で買おう。
本体価格の安さ、ナビの後付け・交換のしやすさを考えると
あえてこの次のBB型ではなくこのSB型のXC70を選ぶのも手だと思う。
次のBB型は色々と調べたものの、純正ナビの画面を社外品へ置き換える手段が
どうしても見つける事ができずに交換と車自体の導入を断念した。
古いナビが視界に入っても気にしない人ならBB型を検討しても良いかもしれない。
ただし、現在はダッシュボード上等へ設置するタイプのディスプレイオーディオもあり
それらでAppleCarPlayを使える様にもできるので状況は変わって来て居る気がする。
とにかく盗まれまくるランクルをはじめとする新しいSUVを買うよりも
全高の低さを許容できるならこれを買って直しながら使い倒すのも一つの手かもしれない。
オプション費用位で車両本体価格と諸費用、下手すると整備費用まで賄えるかも?
(筆者は将来的にトレーラーの牽引まで視野に入れてランクルを検討していたが
盗難率の高さに尻込みし続けた結果、偶然出会ったこのXC70へ手を伸ばす結果となった)
見た目の高級感もそれなりにあるので所有欲も満たされるのではないだろうか。
不思議な事にV70よりも外から見た感じ、より良い物を手にしている気分になる。
オーバーフェンダーが付いていたり車高が高かったりするせいだろうか?
2023年3月現在ならまだ中古パーツの流通もかなり減少傾向ではあるが
まだ多少あるので工夫できる人には良い車だと思う。
でかい割りによく走る、俊敏に動く鯨みたいな車。
アクセルを床まで踏み抜けば加速Gを体感できるし
荷物が崩れる位の加速は普通にするので見た目に反して真っ直ぐは結構速い。
曲がるのは車重なりなので油断は禁物。
ボディが大きい分車内空間にも余裕があるのでゆったりと乗っていられる。
乗員の快適性はもちろん確保されているし、ラゲッジルームの広さも相応にあるので
荷物をたくさん積んでキャンプに行ったりなんかも当然余裕でできる。
ルーフの最大許容荷重は100キロ、牽引可能重量は最大1800キロと
車両の取扱説明書に記載がある位、重量物の輸送に許容できる余裕のある車。
純正のオプションでもルーフラックやボックスを始め、牽引用のヒッチメンバーや
配線類なんかも設定があるのでかなり色々と使う事ができる。
外車だし当時のフラグシップだし、お金かかるかなと思ったら意外とそうでもない。
全くお金がかからない訳では無いのである程度自分で整備できる人なら相当お得感が強いだろう。
整備丸投げのオーナーなら当然それなりの出費が予想される。
車重が1750キロだったかな?総重量で2トン近いので燃費が悪いのは仕方ない。
初代V40を以前乗っていた身として思うのは、あからさまにかけているコストが違う気がする。
20年乗った所で古くなった初代V40の様に悲惨な程ボロくはならない様に感じる。
V70系の車は上位モデルになればなるほど年数が経っても綺麗な状態を維持している様に思う。
元が高額なだけにオーナーが変わっても綺麗に乗られるパターンが多いのだろうか?
あなたが多少の手間と出費を惜しまず適切な整備を出来るのなら
新車価格の10分の1以下の値段で2004年頃当時ボルボの最高級車だったモデルに乗れるかもしれない。
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高級感と走破性を併せ持つ“クロスカントリー”
4WDシステムを一新してXC70として独立
新車時価格はメーカー発表当時の車両本体価格です。また基本情報など、その他の項目についてもメーカー発表時の情報に基いています。
このクチコミに対するコメント
コメント:1件
大変参考になります。
私も今更、11万キロ走行のXC70を購入しようとしています。
いろいろと勉強させていただきます!
おかぴぃ66さん