次期ホンダ フリード、新型が2023年に大幅進化デビュー?
カテゴリー: クルマ
タグ: ホンダ / フリード / ニューモデルスクープ!
2022/11/20
2022年度上半期売り上げNo1ミニバン、ホンダ フリード
2022年度上半期、国内で最も売れた3列シートミニバンがホンダ フリードだ。そんな小型ミニバンが2回目のモデルチェンジを迎えて3代目にバトンタッチを果たす。
最大の進化点はハイブリッド機構の完全リニューアルだ。現行モデルには、エンジン主体の1モーター式「i-DCD」が使われているため2モーター式のストロングHEVである競合車、トヨタ シエンタに見劣りする点は否めない。
これを改善すべく、次期モデルには2モーター式の「e:HEV」が起用される。フィットやヴェゼルに搭載されお馴染みとなった同システムは中低速域ではエンジンで発電してモーターで走り、高速域ではエンジン直結状態に切り替わって効率の良い走りを発揮。
「e:HEV」搭載によって次期モデルのWLTCモード燃費は、28.0㎞/L前後まで向上する可能性が高い。なお、シャシーに関しては現行モデル用が改良および流用されていくことになるだろう。
キャプテンシートを継承
ライバル車シエンタにはない強みとして、2列目キャプテンシートは次期モデルにも継承される公算が大きい。3列目へのウォークスルーが可能でゆったりと座れる点
福祉車両に転用しやすいスロープ仕上げの2列シート5人乗りも継続設定される。ただし、フリード+の名称は見直されてフリードに組み込まれバリエーションのひとつに位置づけられそうだ。
安全デバイスが大幅進化
安全デバイスも世代交代される。単眼カメラは検知能力の高いワイド版に差し替えられ、ミリ波レーダーは廃止。代わりに近距離の障害物を検知する前後ソナーが備わる。
これにより、現行モデルにはない「自動ハイビーム」や「ブラインドスポット警告」、さらに先ごろN-WGNでホンダ車として初設定された「急アクセル抑制機能」などの採用が予想される。
次期フリードだが、デビュー時期は現行モデル発売から7年が経過する2023年が濃厚だ。シンプルなフロントフェイスと後ろ上がりのモチーフが踏襲され、N-BOXやステップワゴンとは異なる印象のサイドビューなど見どころは多い。
※2022年11月18日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【諸元・スペック】
■予想発表時期:2023年以降
■全長×全幅×全高:4270×1695×1710(mm)
■搭載エンジン:1.5L 直4+モーター
【関連リンク】
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
- 【試乗】新型ホンダ アコード|欧州の風を感じられる生まれ変わったフラッグシップセダン
- F1に挑んできたホンダの60年をリアル体感! “F1の聖地”鈴鹿サーキットに「Honda RACING Gallery」がオープン【EDGE Motorsports】
- R32スカイラインGT-Rの中古車平均価格約700万円に絶望した人に贈る「半額で買えるコレ、代わりにどうですか?」5選
- 新型N-BOX、SUVテイスト「N-BOX JOY」が投入され、カスタムは大型マイナーチェンジに?
- ホンダ ビートのオススメな選び方は? 専門店に聞く「人気軽スポーツカー購入時のチェックポイント」
- 新型トール/ルーミーの発表は2025年3月? 次期型はアルファード似のフロントマスクで、パワートレインやプラットフォームを刷新か
- ホンダ N-BOXの新車価格約170万円に絶望した人に贈る「100万円で買えるコレ、代わりにどうですか?」5選
- ホンダのSUV一覧8選|新型やクロスロードなど、中古車価格&サイズの違いを解説【2024年】
- 次期スープラ、完全BEV化は“白紙”に? 内燃機関を有する新型スポーツカーとして開発し直しか
- アウトランダー、三菱が画策するスポーツブランド「ラリーアート」を準備中? 2025年に登場か