昼行灯さん(千葉県)
投稿日: 2014年3月15日
4点
1フランス車独特のコーナーリング性
2思った以上に良く回るエンジン
3車体の軽さ
1細部のチープさ
2ペダルレイアウト(特にクラッチとブレーキの位置)
3部品の高さと入手までの期間の長さ
4細かい故障
MTで面白いハッチバックを探していてたどり着きました。
.14LのSOHC,3ドアでしたが、走らせていて楽しい車でした。
独特なコーナーリング性能、思ったより良く回るエンジンなど、
国産には無い味付けが楽しめる車でした。
この前に乗っていたのがカプチーノでしたので、
まったく違う性格で90年代の国産のスポーツとの比較になるのですが、
車体全体でGを吸収するような乗り味
NAエンジンのマイルドな感覚など(扱いきれる感覚)が楽しかったのを覚えています。
総合評価は高いのですが、輸入車、プジョージャポンのあり方などで
不満な点もいくつかあります
1電装品などのトラブルはよく起こる
これは日本車が壊れなさすぎるだけだとも思うのですが、所有中に
勝手に作動するようになったウィンカー、2年くらいで壊れたオーディオ、
勝手に感覚が変わるようになったワイパー・・・
細かいトラブルはよく遭遇しました。
大きな駆動系などのトラブルはなかったですが、こういうことは輸入車であれば
起こりうることとして付き合う必要があるでしょう。
覚悟の上で購入したのでトラブル自体は心情的には問題にはならなかったです
逆にそういうことを気にする人は手を出しちゃいけないとおもいます
2パーツの入手
リモコンキーを紛失(1週間くらいでみつかりましたが・・・)したとき、
ディーラーに問い合わせたところ、船便で入荷は3ヵ月後と言われました。
さすがにそれは無いだろう、と思わされました。
そんなわけで、故障~修理までのスパンがとても長いです。
そのスパンが嫌になって細かい故障は放置でしばらく乗っていました。
あれから5年経っているので改善されているとは思うのですが・・・
懇意にしている専門のショップなどがあればいいのでしょうけど。
ヤナセあたりはもう少しマシなんですかね?
3プジョージャポンの態度のでかさ
206はマーチ、ヴィッツ、デミオなどのクラスです。
フランスでは田舎のおばちゃんがスーパーに行く車です。
足代わりにして乗りつぶす車だと思うのですが、
お高く留まったプジョージャポンは高級車扱いにしています。
戦略として仕方ないと思うのですが、自分はそのお高さに
むかつくことがよくありました。
そんなわけで細かい不満はいくつもあったのですが、
車自体はとても面白かったです。
子どもが生まれることになったので、3ドアでは限界があるとの理由で
手放すことになりましたが、ライフスタイルの変化が無ければまだ乗っていたと思います。
「輸入車」ゆえの所有することの大変さはありますが、
それを承知の上で乗る分には、外車の入門用としては申し分ないと思います。
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